2018年4月25日
大田区長 松原 忠義 様
大田区主催・後援等の行事、イベント等への自衛隊参加の中止を求める申し入れ
日本共産党大田区議団
日本共産党は、自衛隊を憲法違反と考えています。しかし、大規模災害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用することも含めて、あらゆる手段を使って国民の命を守ることは当然という政策です。この立場は、自衛隊に対する国民感情にも即したものであると考えます。
大田区は、自衛隊の大田区主催・共催・後援の行事等への参加を災害救助等に関連した展示を通して、人命救助や災害復興支援の重要性として認めていますが自衛隊の主たる任務が専守防衛であることから、憲法に基づく健全育成を願う子どもたちには格段の配慮をする必要があります。しかし、昨年11月26日(日)蒲田高校を借りて催された行事「蒲田東フェスティバル」では、自衛隊員募集のチラシが配布されていました。災害で自衛隊を派遣要請できるのは都知事等であり区市町村長にはできません。「OTAふれあいフェスタ」「大田区子どもガーデンパーティー」などは参加を要請する緊急事態ではないものであり、以下の点を申し入れるものです。
記
- 区が主催、後援又は共催する行事には自衛隊を参加させないで、消防や警察のみにしてください。
以上
この申し入れに対して、犬伏議員が6月議会でおかしい、と攻撃する発言をしました。この申し入れそのものは何ら問題がないと考えます。憲法を変えようとする安倍政権に対して、憲法を守れという声を大きくしていく必要が、ますます大きくなっています。小さな地域の集まりでも、自衛隊が来るっておかしいということが大切です。