秘密保護法を通すな!


11月26日午前中、国会の特別委員会で、審議を続けるよう求める共産党などの意見を聞かずに強行採決をしました。TVで国会中継をしていましたが、質疑がいったん終わったところで、安倍首相などが退席する様子を映してから、中継は終わってしまいましたが、議員が委員長席に急きょ集まっている所が映し出されました。アレレ、何をしているのだろうと思っていたら、昼のニュースで委員長が採決すると発言したところだったというのがわかりました。強行採決というのは、多数を頼んで問答無用というわけですから、民主主義とは無縁のやり方です。国民の危惧には何も答えない、治安維持法と同様の危険を国民にもたらすものです。わずか2週間の審議でも、「特定秘密の範囲が無制限に広がること」「国民は何が秘密かもわからないこと」「国民の目・耳・口をふさいで、海外で戦争する国に作りかえること」、一般国民も監視・処罰の対象になることなど、とんでもないことです。議会のやりかたも、まるで「大政翼賛会」のようだと野中広務さんがいうようなやり方です。こういうやり方はとても許せません。しかし、21世紀にもなって、戦前の治安維持法のようなとんでもない法律が通る時代とはなにか、と暗澹たる気持ちになりました。
夕方の5時から蒲田駅前で緊急宣伝行動を、黒沼、金子議員、大田地区委員会10名で行いました。秘密保護法の問題や今後どう知らせていくかなど、関心を持って聞かれたようでした。
金子議員は、7時から国会前での行動に参加しました。26日は午前中から、国会前行動に、1000人を超える人々が集まっていたようでした。夕方のずいぶん寒い中でも数100人の人が声をあげていました。「強行採決絶対反対!」「秘密保護法反対!」と声をあげ、8時10分を過ぎて本会議で採決が行われたことを知った参加者が、怒りを込めて「採決撤回!」をコールしました。
この行動の時、8時過ぎに警官がトラックで柵をもってきたので、驚きましたが、ものをいう国民の方は柵で入れないようにするのか(誰が国会等に不法侵入するのか)、あんな無法行為をする自民党や公明党、みんなの党ではなくて、と腹立たしいと思いました。
11月27日の朝、蒲田駅の南口で宣伝をしていると、いつもは、やってるなあと通り過ぎる人たちが、だれだろうという感じでのぞきこんでいっていました。昨日から今日のニュースや、新聞の論調も変わっていて絶対反対となっています。日本共産党の党大会決議案も紹介しながら、もう戦争をする時代ではないこと、北東アジア平和協力構想を提唱していることを知らせました。

参加者を柵で囲もうと・・

参加者を柵で囲もうと・・

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