集団的自衛権を容認する安倍内閣に、大田区民が声をあげようと、25日は西蒲田公園に集まりました。憲法はそのままで、解釈を変えて集団的自衛権を容認することになると、日本は戦争する国になります。安倍総理は、限定的と言って、影響は小さいように見せて、公明党を取り込み、丁寧に説明するといっていますが、とんでもないことです。もう安倍内閣は、国民との民意が離れているのですから、退陣すべきです。
仮装してもいい、というパレードには400人以上参加し、お子様から90歳を超えた人まで幅広い参加でした。弁護士さんから、集団的自衛権の話、牧師さん、労働組合、医療と介護の現場からの告発がありました。日本が攻撃されなくても、他人のケンカを買う形で困っているアメリカを助けるということは、日本が相手方の敵になるのですから、否応なく戦闘行為の対象になることです。戦争する国づくりが動き始めたら、あっというまに国民生活は、大きく規制され、一直線に国家総動員体制が作られます。そのために、秘密保護法をあらかじめ通しているのですから、油断できません。
戦争する国づくりは、何としても止めなければなりません。ラップ調のピースコールは、今風でにぎやかに行われました。「どうぞ、ご一緒に」と呼びかけて、西蒲田公園から,環八をとおり、東口の本蒲田公園まで、歩きました。環八沿いの喫茶店の人が「今日はずいぶん長い隊列でしたね」と、感想を述べていました。