女性差別発言を許さない大田区議会女性議員の声明を発表しました


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6月27日蒲田駅前にて宣伝しました

6月18日都議会本会議場で、みんなの党女性議員の発言中に、「早く結婚したら」「子どもを産んだらどうか」などのセクシュアルハラスメント不規則発言が行われました。とんでもない人権侵害であり、特に議場という公的な場所で行われたことは、都民に対する冒涜でもあります。 都議会では、鈴木章浩議員が名乗り出ましたが、他の議員が名乗り出ないことは問題で、採択された決議も鈴木議員の辞職を求めるものではなく、今後改めるという役に立たないものです。これでは、都民は納得しません。 大田区議会の全女性議員に呼びかけ、共産党、緑の党、生活者ネット、民主で声明を発表しました。

女性に対する重大な人権侵害発言を行った議員の辞職を求める声明

東京都議会2014年第二回定例会において、女性議員の発言中に「早く結婚したほうがいい」「産めないのか」などの不規則発言が発せられた。このような発言は女性に対する重大な人権侵害であり、絶対に許されるものではない。 「早く結婚したほうがいい」との発言については、発言があってから5日後、大田区選出の鈴木章浩議員が、自らの発言であることを認め謝罪した。しかし、同議員はマスコミのインタビューに対して、一度は「私じゃない」と全面否定していた。 同時に今回の問題は、鈴木章浩議員一人の問題で終わらせることはできない 「産めないのか」などの出産にかかわる不規則発言については、発言者等も明らかになっていない。 自民党が鈴木章浩議員には辞職を求めず、「産めないのか」などの不規則発言は発言者を確認できなかったとしたことや発言者を特定しないで、「再発防止」「信頼回復」に務めるだけで幕引きを図る都議会の姿勢に、国民や国内外のメディアから批判が広がっている。 多くの都民の方々から、女性に対する人権侵害発言を公然と行うような者は都民の代表としてふさわしくないとして、議員辞職をはじめ、東京都議会に対して厳しい処分を求める声が数多く寄せられており、これらの都民の声は当然である。 よって、大田区議会女性議員は、鈴木章浩議員の辞職とともに「産めないのか」などと発言した議員についても自ら名乗り出て潔く辞職することを強く求めるものである。また、東京都議会として、引き続き今回の不規則発言問題の徹底解明を図るとともに、この事態を重く受け止め、二度とこのようなことが起こらないよう、言論の府たるにふさわしい東京都議会を確立し、本来あるべき議会制民主主義への信頼回復に向け、誠心誠意努めることを求めるものである。

2014年6月27日

大田区議会女性議員 *大田区議会民主党・新政会 森 愛  *大田区議会緑の党 野呂恵子  *大田・生活者ネットワーク 北澤潤子 *日本共産党大田区議団 清水菊美 金子悦子 菅谷郁恵 和田正子

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