2012年度の共産党区議団の議会役職について


今回の議会内役職の選出にあたって、日本共産党区議団は少数会派に呼びかけ、今年の所属委員会、委員長・副委員長選出について、議長に申し入れをしました。議案提案にあたっては、自民・公明・民主会派にも呼びかけをします。共産党区議団も交渉会派ですが、大会派が仕切ってしまうため、共産党区議団も議会制民主主義の上では、前期に委員長・副委員長から排除される攻撃をされました。議席数に応じて、役職を配置すべきと主張してきました。少数会派の議員は幹事長会議に出られませんし、しかも公開されません。委員会を選ぶのも、残った委員会から選ぶなど、大変不合理です。幹事長会議は公開することが求められます。幹事長会議は調整機関ですから、ここで決めるのは、議会制民主主義に反することです。そこで、議会改革の4項目をまとめ合意して、議長に申し入れをしました。

2012年度の議会役職は、交通問題特別委員会委員長、保健福祉委員会副委員長を区議団が受け持つことになりました。委員長2、副委員長2が本来の議席数に応じた数ですから、不十分ですが、この間の議会制民主主義の是正を求めた区民世論の後押しもあり、成果を得たものといえます。委員会の所属については、少数会派の意向を反映して変更になった部分もありました。区民の代表として、共産党区議団が役割をきちんと果たせることは、区民の利益にかなうことですから重要なのです。

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