新飛行経路について


P10102068月まで新飛行経路を決めると国交省

新飛行経路撤回を求め、住民団体が

国会内で院内集会・国交省交渉行動を行う

4月13日、参議院会館で、品川、江東、江戸川の住民団体を中心に都内、近隣県の関係者が、経験交流と国交省航空局羽田空港担当者との交渉に参加しました。約100人の関係者から、新飛行経路設定を撤回するように要請をした後、品川、江東、江戸川、港、大田など都内から、また千葉県市川市や川崎市からも現在でも飛行機騒音が耐え難いなど、意見が次々出されました。品川区からは昭和40年代に大変だった騒音が戻ってくると、区議会では3人が質問し、区長自身も騒音についての意見を述べています。大田区から羽田空港増便を考える会から4人が参加し、Yさんが「戦後羽田の強制退去で取り上げられた土地が区民に返還されず、開発を行っている。国交省が区外の町会の役員などを集めて、騒音はこの程度ですと体験させている」と告発しました。清水区議も「人も物も集まる羽田空港に、これ以上の増便と騒音が来るのは耐えがたい。レベル3の危険な羽田空港に、B滑走路を使って国際線を飛ばすとなれば、川崎市も含めて事故のリスクが高まる」と発言しました。

オープンハウス型の説明会ではわかりにくかった、教室型の説明会を、と複数の自治体から要求され、羽田空港担当者は、「大田区議会などから教室型の説明会を求められたことは承知して、糀谷、入新井でも説明会を増やした」と回答していたので、ただちに「教室型ではなく、オープンハウス型でした」と反論しました。

日本経済の成長のためには、国際線の増便をするしかない、そのためには新飛行経路しかない、ということを押し付けることが、さらに明らかになりました。国民の生活を壊し、危険にさらす新飛行経路計画は撤回しかないと、集会参加者の怒りが爆発しました。

新飛行経路については、東京全体で撤回させようと、東京連絡会も作られ、いよいよ大きな運動にしていく必要があります。

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