風を聴く


1月以来4月8日までできなかったことは、自転車に乗る事でした。装具が外れて、次の日早朝自転車に乗った時に、風の音が新鮮に聞こえました。今まで気がつかなかったのか、歩いているときもあったのに、とても不思議な感覚でした。お茶の本を読んでいたら、雨を聴く(雨聴)という言葉があり、雨の日は雨の音を聴くというのです。風を聴きながら、生きているとあらためて思ったことでした。

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2012年のメーデーと国民平和大行進は


5月5日の北海道電力の泊原発停止をはさんで、メーデーと、国民平和大行進が例年と違う盛り上がりになりました。原発をゼロに、核兵器は廃絶させて、と晴れ晴れと呼びかけています。

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子どもたちの声が溢れるつどいになりました


4月22日に、日本共産党区議団主催で、子育て世代の方々と懇談しました。保育園の待機児童が増える中、区議団は保育園増設を主張してきました。入所支援をしてきた区民の方々や読者に呼びかけてつどいを開きました。私たちの子育て時代はどこへ行くにも子連れでしたが、「お子さんを連れておいで下さい」と呼びかけた集会に、22人の方が参加されました。保育園入所の際のポイントのこと、保育園がそもそも足りないこと、発達障害のお子さんの処遇のことなど出され、感想文も多く寄せられました。

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東京都の大震災被害想定について



4月18日東京都の防災会議が、首都直下型地震等による東京の被害想定を発表しました。その日の夕刊やニュースでは、一番被害想定の大きかった大田区が大きく取り扱われ、区民に不安と動揺を与えることになりました。区民の不安を取り除き、区として急いでやるべき対策など提案をしました。遠藤副区長が、区長代理として区議団の申し入れを受けました。4月27日に申し入れをした内容については、区議団のホームページをご覧ください

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12年4月の金子悦子ニュース


消費税増税がいよいよ大きな争点になってきました。金子悦子ニュースを発行しましたので、ご覧下さい。今回の議会での状況を紹介しています。介護保険の保険料の新しい提案と、井上ひさしさんが釜石の小学校校歌を作詞していたことを伝えた都政新報を紹介し、あわせて大田区小中学校に図書室司書を置くことを提案しています。

金子悦子ニュース4月号

大田区議団ニュースもNo230が出ました。ぜひご覧ください。一般紙にも折り込みます。

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私、骨を折りました(2)


2月18日に退院して、まっさきに困ったことはお風呂に入る事でした。お風呂場に装具のまま入ってそこで外す、で1件落着。靴は、装具の高さに合わせて履き替えましたが、合わないと結構くたびれます。着るものも、処分しようと思っていたパンツを膝で切って、短くしました。この際、乗馬用のようなパンツを買い、重宝しました。そういえば、ひざ下のPTB装具は、あぶみとか乗馬用の用具の名前が付いていました。装具があれば、たいていのところ、行けるというのも有難いことでした。2月24日に8000歩歩きましたが、と医師に聞いたところ、まあいいでしょうと言われたので、あちこち行き、池上梅園も、消費税増税反対の署名行動のついでに行ってきました。移動は、主にバスで、雨の日はタクシーで、としかし装具で歩くのは不便でした。バスではいろいろな人に席を譲られてお世話になりました。装具は受診の度にねじが外されて、だんだん負荷がかけられるようになりました。そうはいっても2分の1、4分の3の体重を掛けようというのは、なかなか大変です。階段の上り下りには、上るには右左といけますが、下るには左足から降りて同じ段に右足を揃えないと、危ないのです(4月9日現在も同じ)。3月27日にはしゃがむことができ、正座は4月7日にできるようになりました。術後10週間たった4月7日の受診で、装具は外れることになりました。8日から自転車に乗るようになりましたが、断然楽です。9日の入学式は自転車で出かけられました。4月14日にまた受診しますが、多分このままでいけるでしょう。来年1月にプレートを外すために入院することになります。朝起きた時に、筋肉が縮んだ感じがして、ストレッチをしなければ!と思いますから、不思議です。左足と右足の計測をして、むくみの把握をするようにしました。今回の事件を通して、自分の体の声を聴いてみよう、と思うようになりました。「できる時になれば、できるように人間の体はできている」から、あわてなくても、待っていればよい、ゆっくり歩いてもいい、と考えられるようになったこと、これが一番の成果かもしれません。

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学校図書室の司書配置について


学校図書館法によれば、12学級以上の学校は、司書教諭を配置しなければいけないことになっています。そして、司書として発令されている担任の教諭は実際いるのです。文科省のHPには北海道から沖縄まで学校数と配置された教諭の数は出ていますが、実際には名前を登録するだけで、仕事を専任でできるわけではありません。そこで、自治体が独自に非常勤で司書を雇用するようにしたところがありますが、時給は1060円で働くには大変厳しい職場です。大田区には、名前だけの司書教諭の他は、実際のところいないわけです。
読み聞かせをするボランティアのPTAの活動も大事ですが、やはり専任の司書教諭を置くことも考えるべきです。司書教諭を都費で手当てをすると500万円に学校人数分とすると、大田区は4億4千万円になります。これを高いとみるかですが、将来の主権者をどう育てていくか、という観点でいくと、安いものではないでしょうか。
国庫支出金は425億円ですが、教育費には2億6千万円しかなくて、教育の機会均等という立場からは大変不公平です。地方交付金が出ない東京都はいつまでも遅れた状況でほっておかれます。ここも打開しなくてはいけません。
都政新報に、釜石市の釜石小学校校長先生が、「奇跡ではない釜石の軌跡」という記事が出ていました。184人の児童が全員無事だったこの学校の校歌は、「いきいき生きる」という題で、井上ひさしさんが作詞しています。
いきいき生きる いきいき生きる
ひとりで立って まっすぐ生きる
困ったときは 目をあげて
星を目あてに まっすぐ生きる
息あるうちは いきいき生きる

はっきり話す はっきり話す
びくびくせずに  はっきり話す
困ったときは あわてずに
人間について よく考える
考えたなら はっきり話す

しっかりつかむ しっかりつかむ
まことの知恵を しっかりつかむ
困ったときは 手を出して
ともだちの手を しっかりつかむ
手と手をつないで しっかり生きる
こどもたちが守ったものは、自分の命だけではなく、友達の命、おじいちゃんおばあちゃんの命、兄弟の命をも守った。防災教育も行っていたが、子どもたち自身がその場で判断し、行動に移すという「心」が育まれていたのだ。(後略)
学校は、将来の主権者を育てる場所であり、読書をすることでも養われます。司書教諭がいるだけで、全部ものごとがかたづく訳ではありませんが、人類の知恵のひとつではないでしょうか。

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国民健康保険料の値下げを求める陳情を、自民・公明・民主・みんな・無所属が不採択に!


日本共産党大田区議団は、次のような意見を述べて陳情を採択するよう主張しました。昨年の旧但し書きへの賦課方式の変更は、家族の多い世帯、障害児・者の世帯、低所得者世帯には特に重くなるものでした。23区の国民健康保険料は、区ごとに違い、一番低い足立区と大田区とでは29900円も違います。しかし、足立区は介護分の40歳から64歳までの負担分は1191円11年度より低くなっており、少しでも値下げをする努力がされたことを示しています。
今回介護保険料の値上げ条例が追加議案で出ていますが、給付量に応じて保険料が上がる仕組みは、もう破たんしたというべきです。国保に後期高齢者支援金分と40歳から64歳までの介護分が加わるようになって、ますます国民健康保険そのものの存続が危うくなってきているのではないでしょうか。
保険料の値下げは緊急の課題です。陳情は採択し、区民の願いに応えるべきです。
この委員会の議論は、お粗末なもので、、自民区議は「国保料が高くなったというのは、区民の方から聞いている。しかし安ければ安いほどいいけれど、いったいいくらだったら払えるのか」。公明「みんなで負担しあうものだから、存続させるためには仕方がない。不採択」民主「国保料に、介護保険支援金分が入っているが、今回高額所得者の(2500万円まで15段階にして保険料が上がりましたが)負担を増やしたことは賛成できないと意見を述べて、高すぎる保険料にはやむを得ないと反対しました。みんなも不採択に。無所属は「滞納していることで、医療が受けられない人がいるのか」と質問をして、課長から「医療が受けられた人についてはレセプトからわかるが、受けられなかったという人は把握できない」という返事を聞いて、不採択としました。

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国保料値上げ・他に反対しました


私は、日本共産党大田区議団を代表して、第16号議案、第18号議案、第47号から51号議案、52号議案、53号議案に反対の討論を行います。

まず、第16号議案 大田区国民健康保険条例の一部を改正する条例は、医療分及び後期高齢者支援金分で、2011年度1人当たり、798円値上げで95277円になり、介護納付金は1835円値上げで1人当たり保険料は27759円と、合計の平均保険料は123,036円と、昨年に続き大幅値上げになります。均等割世帯も大幅値上げになります。軽減措置をしてこの値段であり、措置がなくなると大幅値上げになります。国が国庫補助率をもとに戻すなどしないと、住民と自治体が負担し続けることになります。大田区も今回の補正で36億円を国保財政に繰り入れています。国民健康保険は、社会保障であり、国民皆保険のもといになる制度です。3割の滞納世帯、短期証、資格証などますます区民生活をおびやかす、この値上げ条例には反対です。

第18号議案 中小企業勤労者生活資金融資基金条例の一部を改正する条例は、基金を減額する内容であり反対します。大企業の勤労者には支援の制度がありますが、中小企業の勤労者には支援制度がないのですから、大田区が支援を行ってきたのです。実績が少ないのであれば、貸付の条件を改善するなど充実こそすべきです。

第47号から51号議案は、大田区民プラザ、大田区民ホール、おおた文化の森、大田区立熊谷恒子記念館、大田区立龍子記念館の指定管理を公益財団法人大田区文化振興協会に指定管理者として選定するというものです。また第52号議案は、大田区洗足区民センターの指定管理者をアクティオ株式会社に指定するものです。大田区文化振興協会は業務内容を見ると、もっぱらコーディネーターであり、明確な文化振興協会の役割が見えません。また2回目には5年とする指定期間を3年にしたことは、指定管理者制度に問題があると認めたことであり、直営に戻すべきです。大田区洗足区民センターの指定管理者の選定には、公平性・透明性の確保の上で問題がありました。老朽化した区民センターを、自主事業をやることを条件に、区営の時より総予算を5200万円から4429万円にして運営させるというのですが、これは低賃金・非正規雇用の職員を増やす道であり、大田区財政を好転する好循環にするためにも、指定管理者制度は止め、直営で運営すべきです。

第53号議案は、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更するものですが、区の負担割合を100%にして、財政安定化基金拠出金相当額については、都道府県の条例で定める割合を、東京都の条例で定めるとしています。自治体には負担を押し付けながら、都の負担分を決めるもので、納得できません。その結果、広域連合から出される今回の値上げ案は、東京都が大幅値上げになっています。そもそも年齢で差別をする後期高齢者医療制度は、自民党政権が始め、民主党政権も、廃止するといっていたのです。国保に戻すことも考えるべきであり、反対です。(金子悦子)3月9日

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国保料・介護保険料・後期高齢者医療制度への改善のために


日本共産党区議団は、3月9日に不採択にした委員長報告に反対し、陳情を採択するよう主張しました。
陳情24第4号「国民健康保険料の引き下げを求める陳情」と、陳情24第5号「国保料・介護保険料・後期高齢者医療制度へ都並びに国の財政支援強化を求める陳情」についてです。
 東京23区の国民健康保険料は、昨年住民税から旧但し書きに賦課方式が改められ、大幅値上げになりました。24第4号の陳情者は、調布市や八王子市など例を挙げて、大田区独自の支援で保険料を引き下げるよう、525名の署名を添えて求めています。
 陳情24第5号は、2012年度も国保料・介護保険料・後期高齢者医療保険料の引き上げが計画されていることをあげて、東京都に財政支援を、国に対して必要な財源措置を求めるものです。
       特に国民健康保険料は、2011年23年5月現在36657世帯が滞納し、12年1月現在短期証5395世帯、資格証550世帯、差し押さえ69世帯という状況です。こういう状況になったのは、1984年に自民党政府が「医療費の50%とされていた定率国庫負担を、給付費の50%」に改悪したことから、年々負担率が下がり、現在では25%になったため、その結果、自治体と住民が負担増を押し付けられ、特に最近の15年間に13回値上げがされてきました。
        国保加入世帯の所得は下がり続けています。一番の理由は大企業の雇用破壊により、失業者や非正規労働者が大量に国保に流入したこと、また「構造改革」「規制緩和」のために自営業者、中小業者が倒産、廃業も加速したことです。このように低所得者が多く加入し保険料に事業主負担もない国保は、もともと東京都と国の適切な財政支出があって初めて成り立つ医療保険です。
        国庫負担を復元せず、ひたすら住民と自治体に保険料と一般財源の繰り入れで押し付けたために国保財政の悪化と保険料の高騰に歯止めがかからなくなってしまったのです。今回の補正予算では、大田区の国保会計への繰入金が36億円であり、総額125億円になりました。介護保険料・後期高齢者医療保険料も値上げが予定されており、特に後期高齢者医療保険料は東京の上げ幅が最も大きくなりました。東京都への財政支援の働きかけと国への必要な財源措置を求めることは切実であり、陳情は採択し応えるべきです。

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