中学生の海外派遣団報告会


アメリカ・セーラム市と、ドイツ・ブレーメンに大田区内全中学校から選ばれた56名の中学生の報告会がありました。2週間足らずの訪問でしたが、大きく成長したようです。ことばの違う人々との交流は、緊張しますが、伝えようとする気持ちがあれば、伝わるものです。とはいいながら、大変な経験だったことでしょう。DVDで、かなり伝わりますが、その後の報告も感動するものでした。みんなで作り上げる「海外派遣」が、聞いていて理解できました。あの時間では(1時間半)報告するのはむつかしいのでは、と思いましたが、立派にまとまっていました。すごい、見習わなくては、と思いました。P1010123

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鉄道駅舎にホームドアを!


鉄道駅舎のホームドアについて質問します。

大田区内で問題が残っているのが、JR蒲田駅、大森駅と国際線ターミナル駅を除く京急の大田区内の駅です。東急線は、センサー付きホーム柵で、電車がいるうちにドアが閉まりかけた時はアラームが鳴るため、柵であっても、まだ安心だと視覚障碍の方から聞きました。

まず、JRについて。蒲田駅と大森駅の乗降客を1日当たりで答えてください。(JR蒲田駅28万5千人、JR大森駅18万6千人)

国土交通省では、民主党政権になってようやく、1日1万人以上ホームに点字ブロック、10万人にホームドアが必要だと基準ができたということです。JRは山手線であの新大久保駅の韓国の留学生が事故死した時点から何年も経ってようやくホームドアに取り組み始めましたが、輸送客の多いJRが、このように遅れるのは問題です。少ない乗客の池上線、多摩川線の状況からも、早めにホームドアを設置すべきです。一時期、ホーム事故の6割が酔客だとJRがキャンペーンを張ったことがありますが、それならなおのこと、酔客でも安心なホームにしなければなりません。大田区はエスカレーターやEV設置を、東京都と協力して行っているのですから、大田区として働きかける余地はないでしょうか?お答えください。蒲田・大森のこれだけの乗客があるのであれば、一刻も早く実現するために、具体的に区としても、要望すべきです。

京急の遅れはもっと重大です。連続立体工事中にホームドアを設置するよう要望してきましたが、国際線ターミナル駅だけに付けられました。欄干のない橋状態は、特に視覚障碍者には脅威です。3人に1人がホームから落ちた経験を持つとは、健常者から見るとありえないことで、とんでもないことです。京急に対してホームドアを設置するよう求めるべきです。(この項については,JRや京急に要望しています、で前進回答なし)

ホームと踏切が、事故の最も起きる場所ですから、この2つを克服すれば鉄道事故は、なくせます。学校踏切の現状はどうなっていますか。2014年度は2565万円の調査予算を使っています。2015年度はまだ住民説明会も行われていませんし、見るべき変化もないようですが、進捗状況はどうなっているのですか。

(どういう形状でいくか、地下方式か跨線橋かのどちらにするか、検討中であり、住民説明会はその後になります。)DSC_0179

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全小中学校に学校司書を!


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私は、教育費で、学校司書を正規雇用で配置するように求める質問を行いました。まず、「全小中学校に正規雇用で司書を採用する場合、どのくらいの予算が必要か」8億円を要します。14年度の教育費の不用額は11億円であり、充分できるものです。

正規雇用で司書を配置することについて、教育委員会の答弁は、東京都が司書の採用を1996年に止めて1997年に廃止したため、23区には新採用の司書はいなくなった。大田区は学校支援地域本部を立ち上げ、読書ボランティアなどを活用して図書の整理や生徒への読み聞かせを行っている。また、区立図書館から司書が指導に行くようになった。専任司書を配置する考えはない」というものです。

「23区では17区が雇用形態はいろいろありながら、学校司書を配置している。学校支援地域本部にしても、ボランティアで学校図書館にきてもらう、善意や熱意に頼ることでは、学校間格差がますます大きくなる。区立図書館の支援は1校70時間で、週に2時間ではとても事足りるとは思えない」と主張しましたが、先の答弁を繰り返すばかり。しかし、学校支援地域本部の研修には、全校から出ているわけでもなく、あてにできる状況でもありません。

今年の4月1日から、学校司書を配置する学校図書館法の改正が行われています。大田区には、学校司書を配置しようという考えはないのか、最後に質問しました。学校には司書教諭が配置されて、学校支援地域本部とも連携して学校図書館を運営しており、区立図書館の支援もあるので、学校司書を置く考えはないという答弁でした。

司書教諭は、専任ではなく、担任をしながら、業務の合間に実施しなければなりません。子どもの読書活動推進計画によれば、その司書教諭の仕事は12項目あり、とても1人では不可能であり、司書教諭はすでに過労状態です。学校司書を置くことはもう時代の流れです。質問して、いっそうその感を強くしました。実現まで、あと一押しです。

下線を引いたところが理事者答弁です。

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10月3日の2つの運動会


2日前の大雨、大風が嘘のように晴れた運動会日和の3日、六郷地域では西六郷小、仲六郷小で運動会が開かれました。所用の合間を縫って、まず西六郷小へ。準備体操の時、1匹のトンボが児童たちの頭上を舞っていました。応援合戦は、白から始まり、女子の団長で頼もしい姿でした。仲六郷小は昼過ぎから観戦しました。高学年の組み体操は、左胸に「友」と書かれた黄色いTシャツで、きびきびと気持ちの良い演技でした。組み体操は、下になった子どもたちに、ときどき怪我をする事故があり、「注意すべきだ」という記事を見たことがありましたが、ピラミッドのように積みあげるというわざは最近無くなっているようです。円形に丸く輪を作ったり、ウェーブを作ったりと目新しいパフォーマンスを披露してくれました。不思議なことに、なぜか涙が出てくるのです。最後は1列に並んで、「ありがとうございました」とお礼を言われ、じんときました。校長先生も、感動して涙が出ましたと挨拶で言われましたが、保護者の方々はもっと感慨無量ではなかったか、と思います。最後は高学年リレーで4組走り、デッドヒートで、盛り上がりました。6年生の二人が、組み体操の取り組みをどうがんばったのか、を発表していたのは、初めてみましたが、よいプログラムです。子どもが主人公の運動会だと教えられた気がしました。ほんとうにありがとう!

10月9日に、定例会終了後の懇親会が、議会と区長をはじめとする理事者で開かれました。その時、津村教育長が、組み体操の事故に注意する通知を、ピラミッドを3段までとか、具体的に示して、各学校にだしていたという話がされました。なるほど、と思いました。P1010128

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8月15日・2015年


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東急バスは、「多摩川土手の花火大会」とバスの乗客にアナウンスしていました。平和都市宣言祈念花火大会は、今年も盛大に行われ、5時前から敷物や食べ物の入ったクーラーを持った家族連れやグループの人々に呼びかけ、チラシを配りました。青い六郷9条の会のTシャツは良く目立ちます。普段の宣伝よりはずっと受け取りよく、今年は特に戦争法案審議が、日本をいよいよ戦争する国にするのか、という心配や不安がある中で、「がんばって!」という声掛けもたくさんありました。

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この夏読んだ本


南の島に雪が降る 加東大介著 光文社文庫

僕は毒ガスの村で生まれた。 化学兵器CAREみらい基金出版

ヒバクシャ PEACE TOUR 吉崎佳子著 1986年出版(消費税徴収前)

セキララ憲法 金杉美恵著 新日本出版

沖縄の自己決定権 新垣毅・琉球新報 著 高文研

 

「南の島に雪が降る」小学生の頃か?こういう題の映画があったように思うが、父にどういうことか?と聞いた覚えがある。お芝居で雪を降らせたのだ、南の島で、と納得して、その後小説を読んだり、お芝居を見たりはしなかった。前進座で、この公演を行うというので、初めて触れて、すごいことだと、涙がこぼれた。あの芝居に勇気づけられて生き抜いた人、芝居を見て満足して亡くなった人など、演劇の持つ力を再認識した。

「僕は毒ガスの村で生まれた。」旧満州に遺棄された日本軍の毒ガスが、開発事業で掘り出され、重大な健康被害や死亡事故を引き起こしている。日本の裁判所は、これほどの被害を突きつけられても、日本政府には責任がないという判決をしている。こんな無責任なことが許されるのか、と震える。ぜひ読んでほしい、日本のわかものに。

「ヒバクシャ PEACE TOUR」被爆者がアメリカにわたり、原爆被害を訴えたツァーの記録である。以前に出され、1986年に再出版されたものである。

「セキララ憲法」今年の母親大会の記念講演を行った2人のうちのお一人で、弁護士さんなので、てきぱきテンポよく進み面白い。セキララとカタカナで書かれるので、深刻なことも、悩まず読んでしまえる。

「沖縄の自己決定権」ペリーが来たとき、沖縄は外交権を持つ主権国家であった。沖縄が独立国家であったことを、本土の私たちは重く受け止める責任がある。この本は、神戸の母親大会会場で入手した。「標的の村」を見て、衝撃を受け、あまりに知らないことが多い、と改めて、沖縄のようにたたかおう、と決意した。その後、選挙が終わったら、行きたいところの一つが沖縄だったので、あの辺野古へ行った。暑い沖縄で、熱い熱気に触れ、頑張ろう、と思う。

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戦争法廃止へ新しい政治を


P1010101あの9月18日の夜、私は国会入口の、憲政記念館脇の石垣のところに、三鷹の人と腰かけて、この戦争法案とどう向き合ってきたのか、という話をしていました。50~60代のその女性は「母親が被爆者で、昨年亡くなったが、介護をするために退職していて、まだ再就職はできない. アルバイトをしながら、戦争はごめん、と時間のある限りここにきているのです」。3人子どもがいるが、全部非正規で働いているので、ほんとうに心配ですと、「私の時代はそれから考えるとまだ良かったと思う」と続けました。驚いたことに、その方の娘さんはカンボジア難民の青年と結婚していて、手続きなど本当に大変です、というのです。カンボジアの虐殺された人々、残った人も、難民になってタイなどに逃れた人のどちらも塗炭の苦しみを生き抜いて来られたことでしょう。私は、区議会議員の有志で、カンボジアに行ったことを話して、学校建設支援などしたことを紹介しましたが、思わず「だから戦争なんかしちゃいけないのです。戦争法案なんか許せません」と意気投合しました。その女性は、「ここにくればいろいろな人と話ができて勉強になる。今日は良かった」と言っていました。ひとの繋がりってわからないものです。結局どこで何があってもかかわりがあるのです。戦争はなにがあっても止めなければ!そろそろ、本会議で採決か、という頃になると、「賛成議員を落選させよう!」「野党はがんばれ!」とコールが続きました。そのうち、「野党は、選挙で勝って選挙管理内閣を作り、戦争法廃止をめざすべきだ」という演説をする人が現れました。すごい!早速その提案がされるのだ、きっと共産党がその呼びかけをするのだろう、と思ったのですが、19日には戦争法廃止、14年7月1日の閣議決定を撤回するための国民連合政府が呼びかけられました。2つの新しい希望-国民1人1人が民主主義を守ろうと立ち上がり、空前の広がりと深さを作り出したこと。野党5党と1会派が最後まで結束して戦ったことが、新しい政治へつながっていきます。いよいよ、新しい政治へ、国民総がかりで取り組む時代へ踏み込みました。

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雑色駅前宣伝をしました


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雑色駅前宣伝を行いました。5月30日。30筆の署名が集まりました。

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民意無視の強行採決を糾弾します!


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7月14日に全国から330人の方々が、署名を持って集まりました!37万人分の意思を持ち寄った貴重な署名です。話しているのは、宮本衆院議員。この間に運動が大きく広がったことを報告し、仮に強行採決されれば、もっと国民の怒りが大きくなります。この後、国会議員要請行動を行いました。日比谷公園の集会には2万人を超す人が集まり、強行採決するな!違憲立法は許さないぞ!と唱和しました。7月15日は、特別委員会で、抗議する野党議員をしり目に浜田委員長が職権で委員会を開会し、強行採決しました。許せません!広島の若いお母さんが「私たちは命がけで子どもを産むのです。殺されるのも、人を殺すのもいやです」と涙をためて訴えていました。こういう声を無視して、強行採決するなどとんでもないことです。廃案をめざして、がんばります。

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2015年第2回定例会報告会


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7月8日には、第1回臨時会と第2回定例会の報告会を行い、雨にもかかわらず60名を超す方々が参加されました。区長・区議選の後の議会役職や区民の批判の多い海外訪問など、区民の関心が今までになく高まっていた議会でした。大型開発には湯水のようにお金を使う大田区政は、区民の福祉・暮らしを切り捨ててきました。がん検診の有料化をもとの無料に、萩中公園のトイレの新規増設、生ごみの夏季の回収を週3回に、など切実な願いを陳情に出された方々も、なぜこんな身近な願いに他党が反対するのか、と意見が出されました。議会内役職には、なぜ第3党の共産党が1つもないのはおかしいと、陳情された区民の方が、「能力に応じて、適材適所に配置した」という委員会での自民党議員の発言を聞いて、区民を愚弄するものだと、改めて発言されました。議員の海外訪問には、セーラムから市民の方が自費で大田区訪問をしたこと、セーラムに公費でいっている議員は多いのに、自費で出かけている区民のセーラム会には全然顔を出さない、ということが話題になりました。議員の海外訪問は、結局区民の為には何も役に立っていないことも、確認されました。大田区がおおよそ20年ぶりに行った中小企業・商店の全数調査を、どう区政に生かしていくのかについては、まだまだ不十分で、そもそも2500億円の一般会計の中でわずか1.4%しかないことを示して、予算を2倍にして思い切った支援をすることを提案しています。双方向で意見の交流ができて、大変有意義でした。金子区議は、閉会あいさつで「区議会の自民・公明が28名で、過半数であることに驕り、共産党を排除したところで、議会運営を進めていること、これは衆議院では、自公で3分の2という多数で95日の会期延長を決めた状況と、よく似ている。今日出された要望も、区民の方々と協力して解決して、世論で区政を動かすこと。戦争法案は必ず廃案にするため、圧倒的な世論を作り上げよう。そのため、全力を挙げて頑張ります」と表明して、終わりました。

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