カンボジア訪問その後


カンボジアのことは、最近は総選挙のことが話題になっていました。アンコールワットの遺跡のことなどが取り上げられたりしていますが、進歩から20年以上取り残された地域という感じが拭えません。文明が進化するのは、いいことばかりとは言えませんが、前世期に戻す文明を否定するような変化が、なにより人間の命と尊厳を真っ先に奪うものとなったこと、復興のためにと先進国の意図が入り込むことを憂慮します。
憲法の立憲主義は、自由と民主が2本柱で成り立っていますが、カンボジアの国民が、こうあるべき、とめざす方向を自分たちで決められるように、諸国民が見守り支援するという国づくりができないものか、と思います。自国民同士で争うことは、侵略戦争で他国民に苦しめられたということより、傷が深いように思われます。内戦状態の国は今もたくさんあります。それをどう解決していくのか、それには日本国憲法の理念が役にたつと思います。特に9条の立場で日本政府ができることは無限大です。私は9条で役に立ちたいと思います。
最近、訪問したお宅で、昨年カンボジアに行ったのです、という話をしたら、あのキリングフィールドという話が出てびっくりしました。英文で書かれたキリングフィールドのサバイバーは、ようやく終わりまで読み進みましたが、なかなか辛いものでした。今後の支援のあり方として、学校建設のためのコンサートを開催すること、体験者に話してもらうことなども考えるべきか、カンボジア訪問などもいいのでは、と思います。

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仲六郷1丁目の区道新設について


大田区仲六郷1丁目の、京急連続立体事業に関連する側道を、区道として認定する条例が大田区から提案されました。ここは、仲六郷小学校の東側で、もともと校地を削って側道にした場所です。今まで地域の方から、仲六郷小学校の児童の交通事故の問題などを心配する声を聴きました。また、高架下の道を、遠回りしないで行けるようにするには、どこに申請すればよいのか、という質問には、大田区の交通管理者・警察やまちなみ維持課に寄せてもらえば、という答弁でした。

次に、第29号議案 特別区道路線の認定について、

関連側道は、車も通行するということだが、一方通行の場合どちらを通すのかは、どこが決めるのか。との質疑に対し、

区にも協議はくるが、一方通行の方向等含め交通管理者が決める。

との答弁がありました。

仲六郷小学校の東側を通ることになるが、登校時間中等は通行規制するなどの配慮はされているのか。それとも、これから決めていくのか。
との質疑に対し、今回は、道路の認定なので、工事をしていく際に道路の形態を決めていくので、設計の時点で配慮していくことは考えられる。

との答弁がありました。

以上の後、討論を行いましたところ、第29号議案について、全員賛成の態度表明がなされました。

 

第29号議案について、

京浜急行線・連続立体交差事業に伴う関連側道ということで、賛成です。

新しくできる道路が抜け道などにならないよう、関係省庁、並びに、地域との協議をしっかり行ってほしい。

工事期間中に設置してある高い壁は、非常に危険であるので、安全性・治安の維持にも配慮してほしい。

近隣住民への配慮や、通路、高架下に駐車場や駐輪場を設ける際には、住民の声を反映させること。また、新設の道路が、児童など区民にとって安全を損なうことにならないよう、警察とも協議のうえ、慎重に対応してほしい。との意見・要望がありました。

以上の後、採決を行いましたところ、
第29号議案については、全員異議なく、原案どおり決定いたしました。

以上、都市・環境委員会における 審査経過並びに結果の報告です。議会で委員長報告として、発言したものです。他に19号議案がありますが、大田区民には直接影響のないものでしたので、載せませんでした。

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本会議で予算組み替え動議提案


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今予算は、保育園の待機児童が大きな問題になっています。日本共産党区議団は、今のままでは昨年以上に待機児童が出る事態に、組み替え動議を提出しました。

ただいま上程されました2014年度大田区一般会計予算の編成替えを求める動議について、提出者を代表して、提案理由の説明を行います。
この提案は区民の暮らしや営業を守り、区民の緊急要望に応えるために提出するものです。特に、保育園入所は大問題です。予算特別委員会の組み替え動議のうち、特に深刻な保育所建設に絞って提案するものです。3月20日発表で2044人の保育所入所申込者のうち、内定は263人にとどまり、1781人が不承諾になりました。区民にとって、保育園の待機児童解消は最大の課題ではないでしょうか。25日には、1次選考に漏れた区民の方が集団で、他にも個別に行政不服審査法に基づく異議申し立てを行っています。この区民のみなさんの願いに応える編成替えです。
認可保育園15か所建設のために、24億円の歳出を組んでいますが、歳入は、国庫補助金12億9千万円、都補助金6億3千万円、大田区の財政基金繰入4億8千万円です。この金額は今年も積み立てる新空港線基金5億円で十分実現できます。区の負担は1園当たり3200万円です。歳入・歳出それぞれ24億円増の2444億2235万円となります。
住民の願いに応えて、待機児童をゼロにするために、ぜひともこの組み替え動議に賛同していただきますよう、お願いいたします。

本会議場で提案したときは壇上で行いましたが、その時の写真はないので、都市整備費で質問した時のものです。

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予算案説明会を開く


P1000562共産党区議団は、2月21日、2014年度予算案の発表を受けて、区民への説明会を行いました。今回の予算は、一般会計2420億円余で、史上最高の額になりました。4月からの消費税増税があるのに、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料が大幅値上げになります。リフォーム助成や学校避難所などへの備蓄物の充実、認可保育所の開設支援、特養3施設や老健1施設の開設支援などあり、前進ですが、まだまだ区民要望からはかけ離れています。
2月末には保育園の入所希望者に、通知が送られましたが、1707人が不承諾となりました。翌日から区役所3階の保育サービス課に、ママ、パパが詰めかけています。
大田区は、国際都市として地域力を向上させるため、蒲田・大森駅、京急蒲田西口開発、糀谷、雑色駅前再開発、空港跡地開発、新空港線などの大規模開発を進めようとしています。予算案で最も増えたのが都市整備費であり、前年比21.6%で167億円となりました。
民間委託や指定管理者制度で、区の職員はどんどん減らされており、さらに14年度から3年で227名の削減計画を提案しています。大田区は、2004年8割が常勤職員でしたが、2013年4月62%になっています。この委託やアウトソーシングで、どんどん直営を減らしていく予定です。
その結果基金は907億円となります。区民生活を犠牲に、大規模開発を進める区の姿勢がいっそう明らかになりました。
ですから、お金はあります。社会福祉協議会の寄付金をあてにして、寿祝い金を5千円から3千円にするなど、本末転倒ではないでしょうか?区民のためにどう財政を使うのか、で大きく変わります。3月26日まで、予算特別委員会等で、頑張る決意です。

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大田区長に緊急要望しました


P10005524月から国民健康保険料、後期高齢者医療保険料が上がります。4月からの保育園は入れるのか心配です。35人学級の行く末は大丈夫なのか?大気汚染医療費助成制度を継続してほしい!保育園・小中学校の給食の質を4月以降も確保し、値上げをしないでほしい!こういう区民要求を区長に届けました。

要望文書は次のとおりです。

2014年2月20日
大田区長 松原 忠義 様
区民のくらし・健康を守り教育を充実させるための緊急要望
日本共産党大田区議団
政府は、消費税率を5%から8%に引き上げ、8兆円もの史上最大の増税を国民に押しつけようとしています。「アベノミクス」の恩恵は一部の富裕層と大企業にとどまり、国民の所得が減り続けてきたもとでの大増税は、暮らしと経済をどん底に突き落とすことになります。さらに社会保障切り捨て、雇用のルール破壊など安倍政権の危険な暴走は、国民の願いとは逆方向です。
こうした時期に国保料・後期高齢者医療保険料の値上げはいっそう区民生活を追い詰めることになります。国庫負担の大幅な削減が保険料の引き上げにつながり、払いたくても払えない状況を生み出した最大の要因です。保険料の値上げを中止し、法の精神からいっても国や都に財政支援の強化を求めるべきです。
また、区民の健康を守るうえで東京都の大気汚染医療費助成制度があります。
しかし、東京都は昨年12月5日、国や自動車メーカーが新たな財源負担に応じないことを理由に医療費助成制度の対象となるぜんそく患者の新規認定を2014年度末で打ち切るなど、制度を縮小することを明らかにしました。これは断じて容認できません。一部負担の導入や新規患者の認定打ち切りによって患者の受診抑制が強く危惧されます。区民の健康を守る上でもこの制度の継続を都に求めることが区の責任です。区内3医師会も継続の要請をしています。
教育では少人数学級については、都教育委員会もその効果を認めています。いま急務となっている、いじめ対策を強化するうえでも、学級の規模を小さくし、教員を増やして、一人ひとりの子どもに目をくばり、きめこまかい対応ができるようにすることが求められています。
日本共産党大田区議団は、以下の項目を緊急に要望します。

1. 国民健康保険料を値上げしないこと。また、保険料を抑えるために、国庫負担割合を増やすことを国に求めるとともに、東京都にも財政支援を求めること。区独自の軽減策である一般財源での高額療養費の措置の縮小・廃止をせず継続すること。
2. 東京都後期高齢者医療広域連合に保険料の値上げしないよう求めること。
3. 東京都に対し、大気汚染医療費助成制度を継続するよう求めること。
4. 都・都教育委員会に対して小中学校の全学年で少人数学級を実施するように求めること。区独自でも少人数学級の拡充を図ること。
5. 消費税増税により保育園、区立小中学校の給食の質を落とさないよう対応すること。給食費を値上げしないこと。
6. 認可保育園待機児を出さないようあらゆる手立てを尽くすこと。
以上

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宮前跨線橋(仲六郷3丁目~西六郷2丁目)を改修します


鋼(はがね)部材のさび等が著しく進行している、宮前跨線(こせん)人道橋を今年3月から11月下旬に、塗装塗り替え、階段取り替え、落橋防止装置設置等の工事を行います。委託者は、大田区都市基盤部 建設工事課で、施工者は東鉄工業株式会社です。鉄道のこ線橋は、道路管理者の区がおこないます。JRが本来実施するものではないでしょうか。工事は夜間の電車が通らない時間の3時間ほどの時間で行われますので、8か月かかります。大田区は、こ線橋工事を3か所同時に発注して4億円かかります。
金子議員の話
安全は当然ですが、自治体に負担させることは本旨に反するものではないかと思います。国鉄からJRになって、何が問題かというと、今までは当然国が行っていた工事を自治体に押し付け、寄付させるということが起きています。結局区民の税金が使われて、福祉の予算を削ることになるのです。

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2月の都市計画審議会に


2月13日の都市計画審議会に、建物の絶対高さ制限を定める高度地区を導入するための提案がされました。2002年の建築基準法改正により、天空率の導入に伴い、採光や通風など一定の基準を満たす場合は、従来の道路や隣地境界線からの制限にかかわらず、建築物を建築することが可能になりました。建物の5年ごと調査では戸建て住宅が減って、共同住宅・マンションが増えてきています。地区計画があれば、住宅建築紛争が防げるという状況でもなくなりました。
大体、地区計画を住民が規制する方向で作ることは、いままでもできない相談でした。駅前の再開発などは、規制緩和の地区計画がつくられています。
そこで、高さ制限をするというので、良好な住環境を守り、改善するために、建ちはじめた高い建物を規制するのか、と思ったら、実際には準工業地域では8階以上が認められることになっています。高い方に誘導するのでは、住環境は際限なく悪くなります。戸建て住宅の多い地域は6階でも、近接していれば被害は起こりますし、7階のマンションごめんという看板もありました。さらに住宅地の低い建物の近くに24階建てが建てられているなど、紛争はあちこちに起きています。
今回は、基礎になる建物の高さを初期値として決め、パブリックコメントにかけて、次回は指定値を決めるという運びになっています。初期値も、切り上げて、数値としては大きくなっています。建蔽率も、容積率から割り出したもので、実際より大きくなっていることも、油断できません。
私は、初期値について、他の委員も不安があるということで、付帯事項として付け加えるということが提案されましたが、高さ制限をすると言いながら、高い建物を誘導することは、住環境が今までより悪くなることは避けられませんので、採決にあたっては「反対」としました。

資料はこちらです。建築物の高さのルールに関する基本的な方針(案)建築物の高さのルールに関する基本的な方針(案)説明資料

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12月11日原発ゼロ行動


雑色駅前の原発ゼロの行動は、秘密保護法が強行採決されたときに、政府は原発による発電を勘定に入れて、実質的に原発ゼロを見直すことにしてしまいました。再生可能エネルギーへの転換を急ぎ、原発は廃炉にすることが、国民の願いです。秘密保護法は撤廃を、原発はゼロに、と訴え、10名で元気よく秘密保護法撤廃署名行動を行いました。署名は23人から寄せられました。「戦争になるのかしら、本当に心配」「今後どうなっちゃうのか」などの声があり、中学生が「署名させてください」と走り寄って署名しました。「もう共産党しかないよ」と、激励をされました。P1000494

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保育園が増設されます


13年4月段階の保育園の待機児童は438人でした。地域でお会いしたバギーにお子さんを載せたお母さんに、「保育園はどうでした?」と聞くと、「入れませんでした」と何人かからお答えがあり、13年は大変だったようです。しかし、今年も大変そうです。12年13年と保育園は増えていますが、また需要を満たせないでいます。待機児童をなくすには、認可保育園を増やすしかありません。引き続き頑張ります。

保育園名 住所 定員 開設時期
洗足池保育園 南千束3-24-15 45 2006/08
久が原ハーモニー保育園 久が原1-1-9 60 2008/12
アスクうのき保育園 鵜の木2-34-20 60 2009/10
西二なかよし保育園 西六郷2-30-3 50 2011/04
おおたみんなの家 南馬込1-9-1先 75 2011/04
そらのいえ保育園 大森中1-14-1 84 2011/04
アスク大森保育園 大森北1-10-14 Luz大森5階 70 2011/04
レイモンド南蒲田保育園 南蒲田2-16-2 60 2011/04
さくら中央保育園 中央5-30-18 70 2012/04
グローバルキッズ西馬込園 南馬込5-30-2 80 2012/04
にじいろ保育園大岡山 南千束3-1-6 99 2012/04
ポピンズナーサリースクール長原 上池台1-16-7 60 2012/04
鵜の木いまいずみ保育園 南久が原2-30-5 60 2012/06
ケンパ池上 池上4-25-9 60 2013/04
メリーポピンズアトレ大森ルーム 大森北1-6-16 アトレ大森2 3階 75 2013/
アスク久が原保育園 久が原2-23-10 1階 60 2013/09
グローバルキッズ蒲田園 西蒲田8-20アゼル3号館2階 48 2014/04
にじいろ保育園 西馬込 西馬込2-28(未付番) 90 2014/04
ぽけっとランド西蒲田 西蒲田7-35-1宝栄ビル3F 47 2014/04
ベネッセチャイルドケアセンター雪が谷大塚 南雪谷3-11-20 60 2014/05
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風力発電試作機ができました


蒲田民商のプロジェクトチームで取り組んでいる、風力発電の機材を組み立てる集会がありました。羽根から部品までそれぞれ各々作ったものを持ち寄り、実際に組み立てるのです。これは、中小企業のまち大田区の一人ひとりの技術を持ち寄る、ユニークな取り組みです。組みあがったところをパチリ。東京都に助成の申請をしましたが、受けられませんでした。大田区でも助成をするように、今後の運動が必要です。DSCN0774

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